【30日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1529.40ドル(-7.50ドル)
銀:1834.20セント(+1.90セント)
パラジウム:1539.20ドル(+67.70ドル)
プラチナ:931.70ドル(+11.70ドル)
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17:50現在の金相場は1トロイオンス1529.15ドル、パラジウムは1496.40ドル、為替は1$106円41銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日の為、休業となります。週明け月曜日の相場動向にご注視下さい。
【金相場】29日のNY金相場は、米中貿易協議の楽観ムードを受け売り押され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1536.90ドル(-12.20ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。中国商務省の高峰報道官は29日の記者会見で、9月上旬に予定されいる米中の閣僚級貿易協議について、調整を続けていることを明らかにした。中国が米国との対立解消に向け前向きな姿勢を示したと受け止められ、協議進展への期待が浮上。投資家のリスク選好意欲が改善する中で米株価が大幅続伸し、安全資産とされる金商品は売り押される展開となった。また、金相場は約6年4カ月ぶりの高値水準で推移している事から利益確定の売りも出やすかったほか、ドル高・ユーロ安に伴う割高感も売り材料につながり、この日は売り優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、リスクオン地合いとなったNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり5,570円(-27円)と、3営業日ぶりに値を下げ、過去最高値から一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/30 5570円 (-27円)
08/29 5597円 (±0円)
08/28 5597円 (+45円)
08/27 5552円 (-18円)
08/26 5570円 (+100円)
08/23 5470円 (-32円)
08/22 5502円 (-2円)
08/21 5504円 (+26円)
08/20 5478円 (-32円)
08/19 5510円 (+41円)
10日間の金相場平均価格:5,535円/g
【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、米中対立激化への懸念緩和から、リスク意欲の高まりを背景に買いが優り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1471.50ドル(+9.00ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。中国が対米貿易協議に期待を表明したことや、この日発表された4-6月期国内総生産(GDP)改定値で個人消費の伸びは上方修正されたことから、景気後退入りへの警戒感が低下。株式相場が大幅続伸するなど、投資家のリスク選好意欲が高まる中、パラジウムにも買いが入り堅調となった。また、プラチナが大幅高となった前日相場に続いて、この日も堅調となった事が好感され、相場は一時1485ドル超まで上げ幅を拡大する場面もあった。その後、外国為替市場ではドル高・ユーロ安に振れた事から、やや上げ幅を縮小するも、そのまま買い優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取では1gあたり5,389円(+27円)と、プラス圏に転じ反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/30 5,389円 (+27円)
08/29 5,362円 (-16円)
08/28 5,378円 (+10円)
08/27 5,368円 (+76円)
08/26 5,292円 (-140円)
08/23 5,432円 (+54円)
08/22 5,378円 (-49円)
08/21 5,427円 (+16円)
08/20 5,411円 (+103円)
08/19 5,308円 (+129円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,375円/g
12:10現在の金相場は1トロイオンス1529.70ドル、パラジウムは1480.10ドル、為替は1$106円48銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格52,050円(+50円)、その他の12%金パラの買取り価格は51,850円(+50円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1141円(+2円)と、本日金は値を下げマイナスサイドに転じたものの、パラジウムが反発した事から、金パラも小幅高に振れ反発。前日の下げをそのまま戻し、再度7月31日相場(約1ヵ月)ぶりの高値水準に浮上しました。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,570円(-27円)、パラジウム5,389円(+27円)、銀66.21円(-0.11円)、プラチナ3,344円(+69円)と、国内貴金属はまちまちの展開に。金はリスク選好意欲の高まりから、NY相場がマイナス圏で推移した事を映して、国内でも値を落とし3営業日ぶりに反落。過去最高値から後退したほか、銀も5営業日ぶりに値を下げ上値追いが一服。一方、白金族のパラジウム・プラチナは共に堅調に推移し、パラジウムは反発。プラチナは4日続伸と上げ幅を拡大し、5月7日相場(約4ヵ月)ぶりの高値となりました。