【21日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1488.10ドル(-6.00ドル)
銀:1750.00セント(-7.80セント)
パラジウム:1725.30ドル(+7.70ドル)
プラチナ:892.20ドル(-3.70ドル)
【金相場】週末18日のNY金相場は、売り買いが交錯する中で小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1494.10ドル(-4.20ドル)と、小幅ながらマイナス圏に転じて取引きを終了。英下院では19日に、ジョンソン英首相がEUと合意した新たなEU離脱案の採決が行われる予定。ただ、英メディアによる票読みでは賛否が拮抗しているもよう。米中貿易協議の「第1段階合意」の行方にも不透明感が漂い、金相場は方向感に乏しく小幅なレンジで推移した。一方、中国国家統計局が18日に発表した今年7~9月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースで前年同期比6.0%増と、前期から低下し、四半期ごとの公表を始めた1992年以降で最低となった。米中貿易戦争を背景とした世界的な景気減速懸念の高まりは、安全資産とされる金の下値を支える要因となった。
国内の金相場は、売りが優ったNY相場を映して反落。買取ベースでは1gあたり5,659円(-15円)と、3営業日ぶりに値を下げ、前営業日に付けた過去最高値から一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/21 5659円 (-15円)
10/18 5674円 (+4円)
10/17 5670円 (+24円)
10/16 5646円 (-12円)
10/15 5658円 (+15円)
10/11 5643円 (-31円)
10/10 5674円 (+29円)
10/09 5645円 (+39円)
10/08 5606円 (-39円)
10/07 5645円 (-7円)
10日間の金相場平均価格:5,652円/g
【パラジウム相場】週末18日のNYパラジウム相場は、英国による欧州連合(EU)離脱や米中貿易戦争の行方に注目が集まる中、利確売りに押され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1717.60ドル(-13.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。18日に発表された2019年7~9月期の中国の実質GDPは前年同期比6.0%増だった。四半期ベースで統計を遡れる1992年以降で過去最低となるなど、同国景気への先行き不安を意識した売りが先行した。また、英国による欧州連合(EU)離脱への不透明感や、週末を控えた利益確定売りに押され、売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して続落。買取では1gあたり6,699円(-22円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/21 6699円 (-22円)
10/18 6721円 (-50円)
10/17 6771円 (+143円
10/16 6628円 (+116円)
10/15 6512円 (+82円)
10/11 6430円 (+110円)
10/10 6320円 (+17円)
10/09 6303円 (+33円)
10/08 6270円 (+33円)
10/07 6237円 (+16円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,489円/g
13:20現在の金相場は1トロイオンス1493.70ドル、パラジウムは1743.55ドル、為替は1$108円57銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格58,650円(-150円)、その他の12%金パラの買取り価格は58,450円(-150円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1339円(-6円)と、本日地金が揃ってマイナス圏に沈んだ事を受け、金パラも値を下げ続落となりました。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移
本日の地金は買取ベースで金5,659円(-15円)、パラジウム6,699円(-22円)、銀65.89円(-0.11円)、プラチナ3,401円(+13円)と、国内貴金属はプラチナを除いてマイナス圏へ。金は小幅安に転じた週末のNY相場を映して、国内でも小幅ながらマイナス圏に転じ3営業日ぶりに反落。前営業日に付けた過去最高値から一服となったほか、銀も値を下げ反落。また、パラジウムも利確売りに押され続落した一方、プラチナは3営業日続伸し月初来高値となりました。
【18日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1494.10ドル(-4.20ドル)
銀:1757.80セント(-3.40セント)
パラジウム:1730.70ドル(-13.10ドル)
プラチナ:895.90ドル(+2.90ドル)