本日の地金は買取ベースで金5,596円(-27円)、パラジウム7,062円(+16円)、銀63.80円(-0.66円)、プラチナ3,437円(-16円)と、国内貴金属は前日相場と反転しパラジウムを除いてマイナス圏へ。金は週明けのNY市場が反落した事から、国内でも前日の上げ幅を戻し反落。また、銀や白金もそれぞれマイナス圏に転じ反落した一方、本日パラジウムは買いが優勢となり反発。NY相場が連日で歴代高値を記録するなど一段高で推移してる事を受け、国内でも上値を追う展開が続き史上最高値を更新しました。
【2日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1469.20ドル(-3.50ドル)
銀:1696.60セント(-14.00セント)
パラジウム:1824.70ドル(+14.60ドル)
プラチナ:899.70ドル(-0.70ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1460.75ドル、パラジウムは1816.60ドル、為替は1$109円62銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末29日のNY金相場は、米中貿易協議の進展に不透明感が広がる中、対ユーロでのドル安を背景に買われ上伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1472.70ドル(+11.90ドル)と、20日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。トランプ米大統領は27日、香港の自治と人権擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」に署名、同法は成立した。これを受けて、中国外務省は「断固反対する」と表明し、米中貿易協議の進展に悪影響を及ぼすのではないかとの見方が広がり、投資家らのリスク回避姿勢が再燃。株安が進む中、相対的に安全資産とされる金には買いが入った。また、外国為替市場では対ユーロでドル安が進行した事も金商品の割安感につながり、上げ幅を拡大する展開となった。
国内の金相場は、週末のNY相場高を映して上伸。買取ベースでは1gあたり5,623円(+25円)と、直近高値を抜いて、11月8日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/02 5623円 (+25円)
11/29 5598円 (+4円)
11/28 5594円 (-3円)
11/27 5597円 (+28円)
11/26 5569円 (-8円)
11/25 5577円 (-3円)
11/22 5580円 (-26円)
11/21 5606円 +1円)
11/20 5605円 (-5円)
11/19 5610円 (+4円)
10日間の金相場平均価格:5,596円/g
【パラジウム相場】週末29日のNYパラジウム相場は、連日で歴代高値を上抜いて一段高に。中心限月の3月限は1トロイオンス1810.10ドル(+4.20ドル)と、この日も史上最高値を記録して取引きを終了。この日のパラジウムは、歴代高値を更新して引けた前日相場の強地合いを引き継ぎ、序盤より買いが先行した。一方、午後に入ると利益確定を目的とした売りに押されたほか、米中貿易への先行き不透明から株価が下げると、パラジウムも一旦売りに転じ上げ幅を縮小した。ただ、金や他貴金属が堅調に推移した事や、ドル安の進行が支えとなり、売り一巡後は買い戻しが入り、結局プラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、週末のNY市場では買いが優り一代高値を更新するも、国内ではマイナス圏に転じ上値追いが一服。買取では1gあたり7,046円(-11円)と、6営業日ぶりに値を下げ、高値記録更新が一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/02 7046円 (-11円)
11/29 7057円 (+66円)
11/28 6891円 (+94円)
11/27 6897円 (+44円)
11/26 6853円 (+99円)
11/25 6754円 (+66円)
11/22 6688円 (-17円)
11/21 6705円 (+28円)
11/20 6677円 (+82円)
11/19 6595円 (+50円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,826円/g
14:45現在の金相場は1トロイオンス1469.15ドル、パラジウムは1817.60ドル、為替は1$109円63銭前後の値動きで推移しております。
GC キャストウェル M.C.の買取価格61,050円(+50円)、その他の12%金パラの買取り価格は60,850円(+50円)、開封品の金パラジウム買い取り価格が1392円(+1円)と、本日地金のパラジウムは6営業日ぶりに値を下げ高値記録更新が一服するも、金が値を上げ続伸した事から、金パラも小幅ながら値を伸ばし6営業日続伸。先週末に続き連日で史上最高値を更新し、現在価格水準を切り上げる展開となっております。
直近の金パラ(キャストウェル)相場推移