【金相場】2日のNY金相場は、低調な米国経済指標を背景にリスクオフムードから買われ上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1507.90ドル(+18.90ドル)と、続伸して取引を終了。この日発表された9月全米雇用報告で民間部門雇用者数は前月比+13.5万人にとどまり、4日に発表される9月米雇用統計はさえない内容となる可能性があることが債券利回りの低下を促し金を買う動きが強まった。また、米景気後退の観測で投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株式市場でダウ平均が大幅に下落した事も金買いの追い風となり 、この日もプラス圏で引けた。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり5,639円(+42円)と、3営業日続伸し、再度5,600円台に浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/03 5639円 (+42円)
10/02 5597円 (+4円)
10/01 5593円 (+27円)
09/30 5566円 (-35円)
09/27 5601円 (±0円)
09/26 5601円 (-64円)
09/25 5665円 (+15円)
09/24 5650円 (+62円)
09/20 5588円 (+8円)
09/19 5580円 (-21円)
10日間の金相場平均価格:5,608円/g
【パラジウム相場】2日のNYパラジウム相場は、 ドル安や他貴金属の上昇につれて買いが膨らみ急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1665.50ドル(+34.80ドル)と、再び歴代高値を更新して取引を終了。この日のパラジウムは、利確売りに押された前日までの安値反動から序盤より買い戻しが台頭。加えて、ドル安進行による割安感や、金など他貴金属の上昇なども支援材料となり、終値では史上最高値を再更新する結果となった。
国内のパラジウムは、大幅反発したNY相場を映して堅調な展開に。買取では1gあたり6,358円(+88円)と、前日ンぽ下げをほぼ埋めて、再度高値圏に浮上しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/03 6358円 (+88円)
10/02 6270円 (-99円
10/01 6369円 (+94円)
09/30 6275円 (+81円)
09/27 6194円 (+87円)
09/26 6107円 (-71円)
09/25 6178円 (+27円)
09/24 6151円 (+130円)
09/20 6021円 (+113円)
09/19 5908円 (-5円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,070円/g
15:40現在の金相場は1トロイオンス1506.95ドル、パラジウムは1668.55ドル、為替は1$107円12銭前後の値動きで推移しております。