【金相場】17日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がる中、小幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1513.40ドル(+1.90ドル)と小幅高で取引を終了。18日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見やFOMCの声明内容などを見極めたいとの見方が広がる中、積極的な商いは手控えられた。ただ、外国為替市場では対ユーロでドルが下落。ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じ、相場を支えたほか、米追加利下げが確実視されていることも相場の支援材料となった。
国内の金相場は、買いが優ったNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,601円(+21円)と、前日の下げを埋めて、5日相場(約2週間)ぶりに5,600円台に再浮上しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
09/18 5601円 (+21円)
09/17 5580円 (-13円)
09/13 5593円 (+36円)
09/12 5557円 (+34円)
09/11 5523円 (-14円)
09/10 5537円 (-14円)
09/09 5551円 (-41円)
09/06 5592円 (-73円)
09/05 5665円 (+34円)
09/04 5631円 (+58円)
10日間の金相場平均価格:5,583円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウムは、ドル安を背景に買い戻され反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1597.70ドル(+5.50ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引を終了。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見やFOMCの声明内容などを見極めたいとの様子見姿勢が広がる中、積極的な商いは手控えられた。ただ、前営業日までの下げに対する反動買いや、外国為替市場では対ユーロでドルが下落した事による割安感が意識され上昇。堅調な他貴金属の値動きや、押し目買いも入って、この日はプラスサイドで取引を終えた。
国内のパラジウムは、マイナス圏での値動きが継続し続落。買取では1gあたり5,913円(-54円)となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
09/18 5913円 (-54円)
09/17 5967円 (-16円
09/13 5983円 (+129円)
09/12 5854円 (+98円)
09/11 5756円 (+75円)
09/10 5681円 (+38円)
09/09 5643円 (-86円)
09/06 5729円 (+37円)
09/05 5692円 (+76円)
09/04 5,631円 (+58円)
10日間のパラジウム相場平均価格:5,783円/g
15:50現在の金相場は1トロイオンス1504.25ドル、パラジウムは1599.10ドル、為替は1$108円26銭前後の値動きで推移しております。